42. 益【えき】

 

卦辞 原文

益、利有攸往。利渉大川。

【読み】益は、往く攸有るに利ろし。大川を渉るに利ろし。

解説  
リンク  
原文

初九、利用爲大作。元吉。无咎。

【読み】初九は、用[もっ]て大作を爲すに利ろし。元いに吉なり。咎无し。

解説  
リンク  
原文

六二、或益之、十朋之龜。弗克違。永貞吉。王用享于帝。吉。

【読み】六二は、或は之を益すこと、十朋の龜なり。違うこと克[あた]わず。永貞なれば吉なり。王用て帝に享す。吉なり。

解説  
リンク 「易経日記」 42. 風雷益 六2 リストラ戦記5 → 
原文

六三、益之用凶事、无咎。有孚中行、告公用圭。

【読み】六三は、之を益すに凶事を用うれば、咎无し。孚有り中行にして、公に告ぐるに圭を用うべし。

解説  
リンク  
原文

六四、中行。告公從。利用爲依遷國。

【読み】六四は、中行なり。公に告げて從わる。用て依ることを爲し國を遷すに利ろし。

解説  
リンク  
原文

九五、有孚惠心。勿問元吉。有孚惠我德。

【読み】九五は、孚有りて惠心あり。問うこと勿くして元いに吉なり。孚有りて我が德を惠とす。

解説  
リンク  
 ⑥  

上九、莫益之。或擊之。立心勿恆。凶。

【読み】

之を益すこと莫し。或は之を擊つ。心を立つること恆勿し。凶なり。

 

解説  
 リンク